スポンサーサイト 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
クローズド・ノート 
少し前に映画化されたから有名かな?
主要キャラの2人のキャストが沢尻エリカと竹内結子って知ってるからそのイメージで読んでしまった。
映画は観ていないので、ストーリーを楽しむことができました。
「きゅん♪」ってしたい人にはオススメの恋愛小説。
無性に日記をつけたくなります。
珍しくどんなストーリーか書いてみる。
大学生で一人暮らしの香恵ちゃんが、自分の部屋に以前住んでいた人(伊吹さん)の日記をみつける。
日記は、小学校の先生として初めて担任を持つことになった4月からスタート。
最初は学校のことがメインで書いてあって、その熱心な仕事ぶりに感心したり、自分もそんな先生になりたいと空想しながら読みすすめていく香恵ちゃん。
すると突然、伊吹先生の日記に隆という男の人が登場し始める。
その頃、香恵ちゃんは気になる人ができていて、日記の中で片想いでやきもきする伊吹先生と自分の気持ちに重ねあわせるようになって、片想いの気持ちを共有し始めて……。
っていう話。
本から伊吹先生の日記の部分を抜粋すると
【前向きになって、自分のラブストーリーを少しずつ、魅力的に、彼に伝えていくことが大切だということ】
【私はもっと柔らかくて甘い果実を自分の心という畑で育んでいて、その収穫を彼にあげられるはずなのだ。】
だそうだ。
伊吹先生の日記を読んでいるのは、本の中の香恵ちゃんのはずなのに、何だか香恵ちゃんを通して私まで伊吹先生の日記を読んで気持ちを共有している気分になってくる。
私の甘い果実はまだ育まれているのだろうか?
それとも、もう熟しすぎて収穫の時期なんてとっくに過ぎて腐ってしまったのだろうか?
たとえもし後者だったとしても、その実は私の心の畑の糧になるはず。
わかってはいるけれど、成熟度がわからないその実をもぎ取って思い切りぶつけたくなる。
最初の抜粋の「ラブストーリーを魅力的に伝える」っていうのはきっとぶつけるんじゃダメだってことなんだろうな。
気持ちを成長させるっていうのも、難しいものだなと思った。そんな一冊。
スポンサーサイト
儚い羊たちの祝宴 
お母さんが雑誌で紹介されてるのを見つけて、買った本。
感想をひと言で述べるならば。
「サクッと殺人、さらっとミステリー。背筋がゾクッ」
なんだか擬態語ばっかりになってしまったけれど。
読んだら、わかるはず。
ミステリーの種明かしが事細かに書かれている訳ではないので、どういうトリックだったのか?ということはあまり考えなくていい。
1冊の本だけど5つの短編になっているから、さらっと読みやすい。
5つの短編はところどころで繋がっているので、共通項の「バベルの会って何???」っていう疑問が話を追うごとに強まる。
あんまり頭を使わずに、軽い気持ちで「ちょっとミステリー読みたいな」って気分の人にはいいかもしれない。
砂漠 
こっちは『魔王』よりずっと読みやすい。
大学の学生生活が舞台になってる話。
でも「青春です!!!」って直球勝負みたいな本ではなくて、「こういう学生時代ありそう」っていうくらいのテンション。ややリアル。
主な登場人物は5人なんだけど、それぞれがいいキャラしてる。
最初は「なんだこいつら」って思いながら読んでたけど、最後の方にはそれぞれの言動がそれぞれの性格に合っていて何だか微笑ましい。
春から冬まで4つの季節に分けて書いてあって、どうやら季節が過ぎるごとに学年も1つずつ上がってっているようで、ちょうど大学生活が1冊になってる感じでテンポもいい。
しかも最初の方にちゃんと伏線が引いてあったり、春から通して出てくる人物もいたりして「あ、コイツまた出てきた」っていう楽しみ方もできる。
定番と言われれば定番かもしれないけれど、面白かった。
こんな学生生活を過ごせたら、それはそれで楽しかったんだろうなって、大学生活を懐かしんでしまう1冊。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。