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あやつられ文楽鑑賞/三浦しをん 
この前の『仏果を得ず』も面白かったけど、これも合わせて読むと面白さ倍増。
こちらはエッセイであります。主に文楽を鑑賞した時のこと。
派生して歌舞伎や落語を見た時のエッセイもある。
あとは「内子座に行く」なんていう芝居小屋に行った時のエッセイもある。
そしてこの内子座、私こないだ妹と行った!!!(四国は愛媛県にあります)
本当は特急乗って観光に行くつもりだったところを、タクシーのおじさんに捕まり。
あれよあれよという間に1日貸しきることになり。
そのタクシーのおっちゃんに言われるままに連れて行かれたのがここ内子座。
あの時は「予定外のトコ来ちゃったよーーーー!!!」と思っていたが、行っておいてよかった。
これも運命のいたずらかしら?この本に出会うことがわかっていたのかしら?
誰が?タクシーのおっちゃんが???笑。
1度訪れた場所が本に載ってるとウキウキしてしまう。
仏果の~でも大阪の緑地公園駅に三味線の人が住んでいる設定だったが、私もそこに小さい頃住んでいた!
なんたる偶然!ここにも運命を感じざるを得ない。笑。
そんなこんなでますます文楽に興味津々の私である。
いくつかの演目については、あらすじやそのシーンの解釈なんかも書かれている。
しかも、三浦さん設定や登場人物のセリフにツッコミ入れまくりである。そのツッコミが絶妙で思わず笑っちゃう。
1度も生で見たことないのに、笑えるってどんなだよと思いながら、実際にこの目で文楽を見る日を夢見るのであったー。
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仏果を得ず/三浦しをん 
帯に「人形浄瑠璃×青春」ってでっかく書いてあって「なんじゃそりゃ?!」と目を惹かれて購入。
まずは人形浄瑠璃がどういうものかわからない。
歴史で習ったっけ…。確か江戸時代の文化…?
その程度の知識の私でも楽しんで読めた本だ。
まず、人形浄瑠璃は文楽とも言うらしい。
歌舞伎と違って役者が出てくるわけではなく、人形劇のようなものらしい。
人形は喋らないから、代わりに太夫さんという語り手さんがあらすじやら科白やらを舞台の端で言うらしい。
落語みたいな感じか?
太夫さんは三味線さんとペアになって舞台に出るらしい。
どうやら三味線&太夫は1つの芝居の中で途中交替することもあるらしい。
本を読んでいくなかで、少しずつ入ってくる知識。
この小説自体は太夫さんがお師匠さんやら三味線さんやらの周りの人たちの騒動に巻き込まれながらも、その日常のドタバタをも自分の芸の肥やしにして成長していくという話。
物語もダラダラしてないし、面白い。
しかしそれ以上に私「文楽って何?!見てみたい!!!」という気持ちが募っていったのだった。

歌舞伎とか文楽とか落語とかそういう伝統芸能というものを実際に見てみたくなった。
だってせっかく東京に住んでいるのに。
見に行こうと思えば行ける場所に舞台があるのに、それを見逃しているのが勿体無い気分になってくる。
どこか地方に住んでいたら、お芝居を見に行くにも泊りがけで一大決心をしないと見に行けないかもしれない。
でも私は気軽に行けちゃう東京に住んでいる。この環境がどれだけ恵まれていることか。
普段はあんまり意識しないけれど、こういう本読むと身にしみて感じる。
と、いうわけでまずは歌舞伎を両親と見に行こうとチケットを手配してみた。平成中村座に行くぞー!
極め道/三浦しをん 
これはエッセイです。
この人のエッセイなんでこんなに面白いんだろう?
私も三浦さんみたいなエッセイ(日記)が書きたい。
たぶん1番の難関は「恥を捨てる」ことじゃないかと思う。
どんな些細な出来事でも、ただ「~~ということがあった」だけじゃつまらないわけだよ。
そこから「そういえば~~で、~~で~~~じゃないかしら?」なんて話が広がらないと面白くないわけ。
で、三浦さんはその話の風呂敷の広げ方が実にお見事。
読んでいるうちにまんまと三浦さんの思考回路ペースに巻き込まれてしまうのだ。
しかも、文字数も長くもなく短くもない丁度いい加減のところできちんと風呂敷は畳まれる。
そこが素晴らしい。
いいなぁ。私も見習いたい。
ロマンス小説の七日間 
主人公あかりが翻訳家で、ロマンス小説の訳が本の中でなされる。
それとは別に、あかり自身の私生活も一人称で書かれてる。
小説の翻訳と私生活が交互にテンポよく挟み込まれていて、しかも翻訳が私生活のゴタゴタの影響を受けてどんどんあかりの創作ロマンス小説になっていくから面白い。
もう中盤に差し掛かる頃には翻訳じゃないですからそれ!!!
ハッピーエンドになるはずのヒーロー殺されちゃうし。
大幅に違います。この先それでどう展開するんだ。
と、続きが気になる。
しかも、その創作を途中で投げ出さず、最後までやりきってくれたのが素晴らしい。
そして、その新しい(?)結末でもそれはそれでいいんじゃない?と思えてしまうから凄いぞ三浦しをん。
こないだエッセイ読んだから三浦さんのテンションもわかるし余計面白かった。
乙女なげやり 
久しぶりにエッセイを読んだ。
「三浦しをんのエッセイは面白い」と小耳に挟んだので、手に取った。
1つ前に読んだ『風が強く吹いている』ではあんなに泣かせてくれたのに、このエッセイでは脱力っぷりが半端ない。
エッセイでこんなに笑ったの久しぶりかも。
なぜならばエッセイ自体が久しぶりだから!(ぇ
今まで読んだエッセイで印象深かったのって、向田邦子と群ようこ。
三浦しをんさんここに並べてもいいくらいイイ。
タイトルからして、肩の力は抜けてて乙女ならではのありもしない妄想の世界で苦悩し、日々容姿に悩み、時に恥じらいをも見せる。
いやぁ。素敵だね!!!
電車で読んでて笑っちゃって、思わずマフラーをぐいっと上げて口元を隠す。
乙女恥じらい。

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